先日はトアロードホテルのチャペルで、ピアノクァルテットの本番でした。
朝からのリハーサルが終わり、本番前にランチに行ってきたのですが、
そこで沢山おしゃべりをして沢山笑って、後15分後に本番を控えてるだなんて…
自分でもチョット信じられなかったです(笑)
そのおかげか和やかなコンサートになりましたよ〜^^
今回はフォーレの1楽章3楽章を抜粋しました。
室内楽でフランスものを演奏する機会はなかなかないので、貴重な経験!
この曲はフォーレらしい、フランス音楽らしいところもあり~
でも、主題はドイツっぽい堅さもあったり...なんと言っても複雑な和声!!
自分の楽譜だけ見ると、何でこの和声進行なの?
と疑問に思うことが多かったですが、4人で奏でた時の音を聴いて解決!
どの音も重要で省くことができないんです。
アトーナリティー(無調)かなと思ったらCdurになっていたり、
ここからはドミナント、ここからはトニックとハッキリ解ればよいのですが....
ハッキリさせないところにも良さがあるのかもしれませんね。
掴みどころがないと言われればそうなのかもしれませんが、
フォーレの室内楽は初めてだったので、とてもお勉強になりました。
音楽は''食わず嫌い''と同じで、演奏してみないと良さが分からないですね。
これからも色んな曲にトライしていきたいと思います^^
ヴァイオリン: 中鼻佐和さん ヴィオラ: 土井茉莉さん ピアノ: 田中敦子さん
↓リハーサル中↓
↓本番終了後↓