- 旅立ち -

先日、ドイツから一時帰国している
チェロのお友達と約一年ぶりに会ってきました。

小学生でチェロを始めた時から大学に入るまで、ずーっと同じで、
でもここ5年でそれぞれの道に進んでいるんだな~^^と実感。
年も1つ違いなので昔からスゴク仲がよくて、
同じ楽器だから分かってもらえることもあってか
私の方がお姉さんなのにwいつも沢山お話を聞いてもらっています(笑)

もちろん留学が全てではないですが、
ヨーロッパでは色んなところに作曲家の跡があり、
その国の文化や歴史に触れれた事は
私にとってとても良い経験の1つだったなと思います。

英語圏ではない国で生活をすると、
「言葉」という大きな大きな壁がありますが、
もちろん人種差別も付きもので、
でも言葉が喋れることでネイティブの反応が違ったり...^^;

そして色んなことを乗り越えていくにつれて、
それがよい「自信」に繋がっていくのかなと思いました。

私も今となってはとてもいい経験でしたが、
彼女の ''なう'' な話を聞いていると、彼女の頑張りや心の強さが、
今、日本にノンビリ過ごしている私にスゴく良い刺激を与えてくれました。

次に会えるのはいつになるか分からないけれど、
今から楽しみでしょうがないです

- レアな編成でレアな作品 -

急遽、10月末のLIVEでヴァイオリン2本とチェロで弾くことになったので、
編曲ではなくオリジナル曲ってあるのかな?と探してみると、
モーツァルトやハイドン、ヘンデル、バッハなども書いているんですね。
その中でもいいなと思ったのが、ドヴォルザークの「Bagatelle」という曲♪


弦楽三重奏(2Vn & Vc)とハルモニウムのために書かれたレアな編成で、
ハルモニウムはオルガンみたいな楽器の事ですが、
ピアノで演奏されることが多いようです。
No.1~5まである小品で、
最初から最後までドヴォルザークらしいと感じた曲かな?!

- フローレンス -

こんにちは、久々の更新になってしまいました。
だいぶと夏から秋に変わってきましたね。
イタリアはすっかり秋。この時期になると、
日中と夜の気温差が激しくて、夜は長袖要です!!

目に入ってくる全ての景色や風景が、
額縁に入れて飾っておきたいほど美しいフィレンツェ。

イタリアは好きで色々旅をしたり住んでみたけれど、
やっぱりフィレンツェが一番好きで、
私の中では今住んでいる神戸みたいな感じで、
とにかく住みよく居心地が良いんです。

1日あれば観光できちゃほど小さな街ですが、
イタリアに行かれた際は是非立寄ってみてください。


- 面白い音楽カプチーノ -

先日ピアノカルテットメンバーで訪れた時に描いてもらったカプチーノ。
ちゃんと、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノなんです''

もうひとつは、ヴァイオリンのお友達と訪れた時のもの。
モーツァルトが嫌いって言っていると... 
I ♥ Mozart って描かれたカプチーノが^^;
聞かれてしまっていたなんて.....おしゃべりは小さい声でしないとダメですね(笑)

- 未知なる世界 -

今日は合わせ終了後に、来年乗らせて頂くオーケストラの
指揮者の方とお会いしてお話しをしてきましたが、
マエストロは、ソビエト崩壊後のロシアに長年いらっしゃった方で、
その時のお話も聞かせて頂きとてもいいお勉強にもなり、楽しかったです。

ロシアという国での''音楽''、そしてロシアという国での物に対する''価値観''。
全てが私の未知なる世界。音楽へのアプローチ、向かい合い方は各国様々。
ロシアという国の音楽を一度はこの目で観て、自分の身体で感じてみたいな。

- ピアノクァルテット -

先日はトアロードホテルのチャペルで、ピアノクァルテットの本番でした。

朝からのリハーサルが終わり、本番前にランチに行ってきたのですが、
そこで沢山おしゃべりをして沢山笑って、後15分後に本番を控えてるだなんて…
自分でもチョット信じられなかったです(笑)
そのおかげか和やかなコンサートになりましたよ〜^^ 


今回はフォーレの1楽章3楽章を抜粋しました。
室内楽でフランスものを演奏する機会はなかなかないので、貴重な経験!


この曲はフォーレらしい、フランス音楽らしいところもあり~
でも、主題はドイツっぽい堅さもあったり...なんと言っても複雑な和声!!

自分の楽譜だけ見ると、何でこの和声進行なの?
と疑問に思うことが多かったですが、4人で奏でた時の音を聴いて解決!
どの音も重要で省くことができないんです。


アトーナリティー(無調)かなと思ったらCdurになっていたり、

ここからはドミナント、ここからはトニックとハッキリ解ればよいのですが....
ハッキリさせないところにも良さがあるのかもしれませんね。

掴みどころがないと言われればそうなのかもしれませんが、
フォーレの室内楽は初めてだったので、とてもお勉強になりました。


音楽は''食わず嫌い''と同じで、演奏してみないと良さが分からないですね。
これからも色んな曲にトライしていきたいと思います^^


ヴァイオリン: 中鼻佐和さん ヴィオラ: 土井茉莉さん ピアノ: 田中敦子さん

↓リハーサル中↓

↓本番終了後↓